’11.09.13〜      塩江で十六夜

 蒸し暑い高松の商店街を抜け出す目的地として一番手軽なのは塩江です。ここの道の駅から川を挟んだところには、「行基の湯」という温泉と、おいしい手打ち蕎麦のお店があります。(近所の片原町にも、すごくおいしいおそば屋さんがあるけど)
駐車場は道の駅でもいいのですが、少し先から川を渡ったところに舗装していない大きい空き地があるのでそこが好きです。
行基の湯、おそば屋さん、それから無料の足湯、トイレなどいろんな建物と一体感がある駐車場なのです。

13日は旧暦では16日、十六夜ですね。実はこの二日前にも温泉に浸かってお湯の中から満月に近い月を見たのです。
塩江は涼しい! そして静か! 空気がおいしい!




道の駅側から見た「行基の湯」の建物です。この橋は人が歩いて渡れるだけ。昼間だと川の鯉や小魚がたくさん見えます。





入り口の看板です。何といってもいいことは、ここは『22時まで営業』
ですから夕食を済ませてから出てきてものんびりお湯に浸かれます。
また60歳以上の高松市民ですと通常430円の入浴料金が330円。お風呂屋さん並みになります。




この日は露天風呂からは月が雲に隠れて見えませんでした。残念!と思いながら車中泊スポットの県民いこいの森まで行って、ポップアップテントを網戸にすると・・・

行基の湯の横の駐車場でも、トイレはあるし寝るのは問題ないのですが国道に近いだけに車の音が聞こえます。県民いこいの森だと聞こえるのは川の流れと虫や鳥の声だけ。自然がいっぱいです。



急ぐ用事もないのでがんばって?明るくなるまで寝ました。この駐車場から橋を渡ると快適な森林浴スポットです。



装備の充実と軽量化のジレンマ、前の車にくらべるとすごく大変。
カーキャンプがしたいのか、車中泊旅行がしたいのか、目的を絞らないとピントがはずれてしまいます。

キャンプなら車外装備が大切です。サイドオーニングかタープは絶対必要。装備は椅子テーブルにバーベキューセットや食器から始まるかな。
車旅なら、とにかく軽量化。そして車内を広く使えるように。雨の日は車内でくつろぐこともできないといけません。
朝食以外は外食が原則ですから、非常用の食料と予備の水を少し持っていればいいでしょう。コンビニがあれば朝食を作らなくても間に合うし。

写真のテーブルの天板は薄くて軽いベニヤです。以前はスノーピークとかA級品にこだわっていたけど、軽くて安くて収納しやすければ何でもいい。


上段ベッドの棚板を一枚、最前面に出して滑り止めを入れてみました。
こうすると棚板上の収納スペースが二倍に。 モンベルのでっかい封筒型寝袋が棚板の上に収まりました。
ああやったりこうやったり・・・  軽キャンパーは一昔前の山歩きのような、頭脳ゲーム的な側面がありますね。

大滝山の頂上まで上がると西照神社の奥さんが着いて神社の扉を開いたばかり。神社の台所の近くに囲炉裏があったころの話を懐かしくさせていただきました。よく泊まらせていただいたなぁ・・