’11.09.26〜      丹後半島

 お彼岸の明けの連休、近所の山での森林浴も考えました。梶け森とか、高知道新宮にある霧の森。
目的地がこの方面なら簡単な炊事くらいはしながらあとは何もしないでのんびりと・・・
でも、走るの好きなんですね。丹後半島一周なんてプランになってしまいました。配達の足でそのまま行っちゃえ。


カーナビで距離を測ってみると行きも帰りも瀬戸大橋経由のほうが距離が短くて経済的なのですが、往復同じコースはちょっと・・・
ということで、行きは淡路島を通って「道の駅やくの」まで、帰りは「道の駅但馬楽座」から山陽道ということにしました。
どちらの道の駅にも温泉やレストランがあります。

大きい被害の爪あとを残していった超スロー台風15号の影響で、板野〜鳴門間は不通のようですから一般道を走らないと。




このあたりの道の駅は、温泉、レストラン、産直市のほかにもいろんなものを用意しているところが多いです。
とりあえずは温泉とレストランがあればいいんですが・・

ここの温泉は、一階だけだと「あれ?」と思うのですが、更衣室の階下に露天の岩風呂や打たせ湯などがあってOKレベルでした。
気づかないで室内の温泉だけにはいる人もいるかもしれないなぁ?





併設のレストラン。地産地消でやっています。地鶏はこちらのものと違って薄味でジューシー。鶏の味がよくわかりました。
黒豆ごはんの豆は何だったんだろう? 黒豆より小さくて小豆型だったなぁ? とにかく野菜などサブのものもおいしい料理でした。




やくのは周囲の車の音もなく、どこにでも車を置ける広い駐車場で喜んでいたのですが、ポンプか何かのモーター音が・・・(^^;
あの音は気になるなと思って、夕食のときのビールはあきらめて移動を覚悟していました。

昔、登山の前夜泊に車を使うときは夕食後に出発して、登山口まで走るのが普通でしたから夕食後の移動は苦になりません。
ビールを飲めなかったのが悔しいだけ。
(キャンプや無線の移動運用のときは、どちらかというと昼間から飲み続けていました)

予備の道の駅は、シルクのまち「かや」というところ。ここは広くて静かで文句なし。安眠できそうです。
この車の車内での晩酌には慣れました。もうすぐ、車内でお湯をわかしてホットウィスキーか焼酎の湯割りだなぁ。




写真は今回初登場 AIZUさんの虫除けバグネット。スバル純正の網戸は外からかぶせるので走行中ははずさないといけないのですが、これは窓の内側なので車にセットしたままで走れます。

今までは車外に出て、レースのカーテンなどをマグネット留めしていたのですが、これがあれば車から出る必要がありません。
夜走ってすぐ寝るときにはジタバタしている間に蚊に侵入されるおそれがないですね。
セットの時間や手間を考えると相当なすぐれものです。また、無精者は寝袋にはいったまま窓を開けたり閉めたりして温度調節ができます。



二つ上の写真とほとんど変わりませんが、時刻が違います(笑) 丹後半島に向かう途中のコンビニで買った朝食です。
コンビニがないところを移動することが多いものですから、早朝にコンビニが営業していると神々しく見えたりします。
でも、朝のコーヒーだけは自分で淹れないと・・・・





丹後半島一周にかかります。天橋立はとにかく通過して・・・
世界遺産を目指すのなら、いかにも「観光地」という雰囲気の看板エリアをすっきりさせないと。


伊根の船宿ですね。漁船がガレージにはいるように家の中に係留されます。


「道の駅伊根」キャンピングカーがとまっています。この少し前にもトイレつきの駐車場があるのですが、そこには数台の車中泊の方の車がありました。
ここの建物は「舟屋」の建物を使っていて感じがいいところです。
車で寝る人には”行き止まり”のパーキングなので通過車両の騒音に悩まされなくていいでしょう。
こんないいところではできるだけお金を使ってあげたいですね。泊まるだけで現地に何も利益を落とさないのは反則?かも。


丹後半島の絶景です。
日本海、透明度が高そうですね。「サザエやアワビ取るな!」と書いていたからきっといるんだ。


丹後半島先端、経ケ岬の灯台です。映画「喜びも悲しみも・・」にも出たそうです。
日本最大級のレンズの灯台ですが今は電波灯台としての役割のほうが重いかもしれません。


夕日ケ浦温泉郷の日帰り温泉「花ゆうみ」 芝生の上で寝っころがったりしました。
写真の滝の近くには岩風呂がありますし、とにかく広い! 抜群に気持ちのいいお風呂です


最初予定していた道の駅の看板には「施設を利用しないものは待ち合わせにも使ってはいけない:社長」、とか書いていたので温泉にははいったけれど、楽しみだったステーキを食べるのを中止して、次の予定地でステーキ丼と生ビールということになりました。



この日、就寝が20時ごろ。テレビは見ないし、まだ生活スタイルができていません。
夜はパソコンをするか飲むかしか思いつかないのが悲しいです。アマチュア無線をやっていた頃なら小電力の電信でCQを出したかも? 山なら夜の野歩きをやったかも? 海ならナイトダイビング?(できるか!) うーん・・・ です。
また無線の局免許を下ろすかなぁ。3.5MHzの和文電信で「コトシノサクラハミマシタガ、ライネンモミラレルカドウカ・・」なんて交信?


夜中の1時ごろに目が覚めたらもう寝られない。ついに2時ごろから播但自動車道〜山陽自動車道〜瀬戸中央自動車道と走って家まで帰ってしまいました。道路はトラックばっかり・・・ お仕事ご苦労様ですという感じでした。
夜明けの瀬戸大橋では高松港に向かう豪華客船「ぱしふぃっくびいなす」と交差しました。


キャンプをするわけではありませんから、設備が整っているけど使用料金の高額なオートキャンプ場を利用するのはちょっと考えます。
水道とトイレだけあって、普通の駐車場+αのスペースを一泊1000円くらいで提供してくれるパーキングがあったら嬉しいですね。
道の駅とかが有料の車中泊スペースを作ってくれてもいいのに。
コンビニの奥のほうのスペースとかは、使う側の買い物にも便利だし、コンビニ強盗避けにも少しはいいんじゃないかな?

もっとも、使う側にマナーの悪い人が一人もいないということでないと無理な望みなんでしょうけど。