’11.10.09〜      梶ケ森

 今回のお出かけは”高速道路を走り回らない”、”できるだけのんびり”、自炊を中心”を目標にしました。
高校時代から慣れ親しんだ梶ケ森、ここのキャンプ場ならのんびりできるはずです。
普通は大豊まで高速を使うのですが、今回は全部一般道路を走ることにしました。


一般道路でも「とよなが」までの距離は90Kmくらい。琴平街道は以前にくらべてものすごく走りやすくなっています。道の駅もたくさん、温泉もあるし、これは一般道路を走ったのが正解ですね。




祖谷の山歩きの帰りによく寄ったサンリバー大歩危。ずいぶん来ていませんでした。
中に入ってみると、あれ?岩風呂はなくなって、男性用の温泉が5階、女性用が6階と露天風呂つきで大歩危峡がよく見える浴場になっています。
温泉と食事で1000円のセット券はお得です。うん。一般道のおかげだ^^




紅葉の名所、大歩危峡ではラフティングも盛んです。サンリバー大歩危の温泉から眺めることができます。
(下に降りて、近くで絶叫を聞くのも楽しいですが)




豊永から439号線にはいってさらに梶ケ森方向に分かれるのですが、439号を工事しています。入り口で迷ったり途中で自信がなくなったりしますが、ときどき大きい標識に出会って安心します。
(帰りは特に注意が必要)




梶ケ森というと竜王の滝。竜王の滝まで500mのところには立派な駐車場があります。ここにはトイレもありますから、大型の車の車中泊にはキャンプ場よりもこちらのほうがいいかもしれません。と言うより大型の車はキャンプ場への道を通過できないと思います。
上のキャンプ場は無料ですし、ここも車を置いて気が引けることはありません(宴会風に無茶に広げるのはダメですよ)

ここに車を置いて山頂を目指す登山客もたくさんいます。



みんな必ずといっていいほど訪れますからこの写真は省略できませんね。ここは真夏でも涼しくて気持ちいいところです。
この滝のすぐ上に通夜堂という宿泊棟があったのですが今は宿泊棟は取り壊されて本堂だけ残っています。通夜堂跡から道が二手に分かれていますがどちらからでも山頂を目指せます。(行きは右側、帰りは左側が普通かも)



頂上直下のキャンプ場に到着。まずコーヒーでも淹れて一休みしないと。
ここはキャンプ場の駐車場、テントを張るところまでは少し距離があります。またここには有名な名水の水場があるのですが少しくだらないといけません。もちろんおいしいコーヒーのために降りてきました。





山の景色と自然の音と空気のおいしさを楽しんでいたら、だんだん冷えてきました。ポップアップテントを上げて換気をよくしてから湯割り用のお湯を沸かします。このスタイルには結構慣れてしまったかも?


飲むだけですんだら楽なのですが、キャンプ場なので夕食も自分で作らないといけません。ハヤシライスです(ありきたり??)

夜、フリースを着て封筒型の寝袋に潜り込んだらちょっと暑すぎ。普通のパジャマに着替えてジャストでした。
だんだん霧が混じった風が強くなってきてポップアップテントは安全のために下ろしました。
テントを下ろしたとき、前回手に入れたAIZUさんの窓用の網戸があると、窓を少し開けて換気できるのでとても安心です。


一夜明けて、朝食はトーストにベーコンエッグ、ゆでたキャベツにマヨネーズ、野菜ジュースのあとはもちろん名水で淹れたコーヒーです。
これくらいあればちょっと食べた気になれます。(冷えないようにタイミングを合わせるのはそれなりに忙しかった)
山用のコンロに比べるのが間違いなんでしょうけど、カセットガスの火力はちょっとまどろっこしいですね。

アンテナがあるのが梶ケ森の山頂です。ところどころ紅葉が始まっています。


「天狗岩」という岩の上から見たキャンプ場と駐車場にある車。左側の芝の部分がテントサイトです。車の手前に炊事棟が見えて、それより近くにトイレが少し見えます(ヘッドランプ持参をお勧め)
夏のキャンプシーズンにはほどほどのテントがあります。また、テントサイトまで車ではいれますが、芝を痛めますからなるべく遠慮するべきでしょう。
また、初めてのときは「山荘梶ケ森」にあいさつしてからがいいと思います。ここで食事も宿泊も可能です。




車の左側に道標が見えます。ここから登れば頂上まで500mです。リンドウ、アキノキリンソウ、センブリなどが目につきました。





一応は山頂まであがって記念写真を。自然の中でうろうろするのは苦になりません。


帰りに、香川県に戻ってから寄った「たまきの湯」
道の駅に併設なのですがすごい車の数。大型のキャンピングカーもいました。
さすがに・・・  最近はいった温泉の中では一番ヌルヌル感があったような。もう一度行ってみたい温泉です。
道の駅のほうの物産市もすごかったなぁ。
トイレが遠くていいのなら、トイレがある物産館と、この温泉の間にある駐車場は車中泊のねらい目かもしれません。


今回はちょっと無理をしてまで自炊にこだわりました。昼食は前日の残りのごはんを使った「おじや」だったし。
高速道路も使わなかったので、総費用1600円の旅でした。(ガソリン代と先に買った食品代を除く)
さて、満足できる頃合はどのあたりなんだろう?