’12..05.08〜      ゆすはらから不入山へ

ゴールデンウィークが終わったので、体調不十分のままですが動けばよくなるかと、連休を利用して2泊の予定で遠出をしてみました。
やっぱり年度初行動は、準備も、体のほうも、現地の状況も不十分でした(^^;


最初の目的地は高知の梼原の道の駅「雲の上ホテル」 ここに「雲の上の温泉」という温泉ができているので一度ははいってみないと。
そして・・・  登り残した四国百山の中で一番登りたい山に・・・  行ければいいなー









West-West(大歩危のラフティング、モンベル、ラーメン屋さんなどがあるドライブイン?)

軽キャンパーには高速道路より一般道が似合っているので南国までは32号線の一般道。そこで高速に乗って須崎まで行くと高知市内の混雑は避けられるというたくらみです。
大歩危のラフティング基地のようなドライブインでラーメンセットを食べました。県内10位、県西部で1位のラーメンとか。
(ここはフリースポットWi-Fiが可能だった)









新庄川

いつも思うのですが高知は山の緑と川の流れがすばらしい。どこの川も水量は多いし、川とコンクリートが接していないんですね。
コンクリートに囲まれた川とかみじめです。まして三方コンクリーなんて最悪。あんなのは土管にしたほうがいいんじゃないかなぁ?










雲の上ホテル

道の駅ゆすはらの雲の上ホテルです。前回ここを訪れたのは10年以上前だったかも? しばらく前までは龍馬ブームでものすごくにぎわったらしいです。この周囲、龍馬脱藩の道とか自然公園、キャンプ場、いろんな施設があります。
(ここもWi-Fi OKです)








雲の上温泉駐車場

こっちは温泉のほうの駐車場。キャンピングカーもいたし聞いたらここで車中泊をする人は多いそうです。国道からはちょっとだけ距離を取れるからいいかと思ったのですがやっぱりポンプ音か空調の音か・・・  人工音はないところがいいです。








雲の上温泉

温泉の中はこんな感じ。露天風呂もあります。やっぱり温泉はいいなぁ^^








宿泊地さがし

温泉駐車場はちょっと音が気になるし、本館前は国道に近いので、地図の左下、赤で「ここ」と書いているところで寝ることにしました。
しかし、少々の音には慣れないと高速のSAなんかで寝られないから長旅ができないかも。いざとなったらコンビニの駐車場でも寝る覚悟でないと・・









静かな空き地発見

道路から離れるとこんな感じになります。こういう場所では地震のときの落石とか大雨のときの土石流がこないようなところを選びますw
誰もいないと車からの出入りに気兼ねがなくていいですね。









寝過ごしました

いつもまだ暗いうちに起きて、朝食、出発のパターンだったのですがいつになく明るくなるまで寝てしまいました。コンビニはないし、あせってカレーとコーヒーと野菜ジュース。このあと山にはいってみようかと思うときはちょっと十分に腹ごしらえをしておいたほうが安心です。山歩き中は昼食は取らないでシリアルやナッツをつまみながら休まず歩くことが多いし。(逆におなかの弱い人は朝食を食べ過ぎないほうが安心かも)









不入山林道(徒歩)

梼原から439号線をしばらく走ると「不入山」の登山口に着きます。ここから車両通行止めの林道を1時間歩き、そのあと山道を1時間歩くと頂上です。新緑の林道、全部林道だったらよかったかなぁ。山道の後半は木の根っこと落ち葉の堆肥?みたいな足場の悪い急な登りだったので疲れました。
この近所に四万十川源流の一つがあるのですが「源流」の定義ってどうなっているのでしょうね?








不入山の山道

林道はルンルンだったのですが、山に入ってしばらくすると勾配が急に。こんなところがあったり、片側が崖だったり大木をまたいだり。
目まいとかがないときならピョンピョンと登れる程度の山だと思うのですが、バランスが必要だと悪路はやっぱりつらいものがあります。









不入山山頂と四国カルスト

頂上です。背景は四国カルスト。白く見えるのは雲ではなくて山の地肌です。石灰岩なのかな。一度サイレンのあと遠雷のような発破音が続きました。
不入山の頂上につながる道は二つあって一方は四万十川源流方面からの登りで最近はこちらからの登山のほうが多いようです。
私が歩いたコースに降りる道標には「裏林道へ」と書いていました(^^;








登山道のシャクナゲ

登山道にはシャクナゲが咲いていたり、アケボノツツジが終わりかけていたり。
ここのアケボノが終わりかけということは西赤石山あたりがちょうどいいのかも。 でも、今回は山にはいっても目まいふらつきが回復しなくて急斜面の足場の悪いところでは相当苦労しました。西赤石なんてまったく無理かも?
何もなかったからよかったけど「危ないな」と思ったら、即引き返すのが正解なんでしょうね。「せっかく来たんだからは後悔の始まり」というのはやすゆき氏の山の法則の一つでした。








早明浦ダムは満タン

不入山をあとにして、439号線を延々と走りました。途中、中津渓谷ゆの森という温泉(定休日でした)や633美の里という道の駅があったり、寒風山方面へ行ける194号線との交差点があったり。そちらへ行けば、お風呂と食事は絶対安心の木の香温泉があるのでちょっと迷いました。
「木の香泊〜瓶ケ森林道のアケボノツツジ」という作戦です。もう一つは「さめうら〜立川番所〜新宮霧の森」という旧街道作戦。結局あとのほうを選びましたが・・・

四国の水がめ早明浦ダムです。ここの展望所のトイレの横の細道を下に降りると無料キャンプ場があります。
なーんにもなくて寂しいけど静かで、車中泊にはよさそうな場所です。








臨時休業の「さめうら荘」

ここではミルキー風呂にはいって土佐赤牛のステキーを食べられるはずだったのです(^^;
でも・・・ GWあけはお休みって(^^; まぁ普通のことなのでしょうね。途中の温泉も臨時休業のところばかりでした。
キャンプ場で非常食の夕食にするのもつらいなぁ。








四季彩館のメニュー

本山で土佐赤牛を食べるとなると次は四季彩館ということになるのでしょうね。
ステーキセットとどちらを選ぶか迷いましたが、たぶん野菜不足なのでこちらにすることに。おまけにサラダはバイキングなのです。







たべた〜

うん。写真とかわりない量がありました^^ 牛肉を食べるのならやっぱり本山町か大川村ですね。
天ぷらはさすがに山菜が豊富でしたね。



食事が終わるとやっぱり無性に風呂にはいりたい。山歩きのあとに入浴できないのはたまりませんよね。
さめうら荘がお休み、奥白髪温泉は廃業しているし、「えーぃ、帰っちゃえ」と大豊で高速に飛び乗ったら2時間くらいで家まで帰ってしまいました。

一番最初は不入山はタッチだけ。さめうらで泊まった翌日は楽なほうの工石山でアケボノツツジという作戦だったのですが、もうツツジは終わっているでしょうし今回はこれくらいでいいかなぁと・・・

風呂さえあれば、工石山をはずすかわりに新宮まで土佐藩の旧街道を走って「霧の森」で食事、周辺を散策してから帰るということになったと思います。
高速道路に並行した土佐藩の旧街道には、奥工石山への分岐点になる立川番所跡や笹ケ峰トンネルがあります。
途中で633美の里から寒風山方向へ向かっていれば一番よかったのでしょうけど、こればかりはわかりませんよね。