’12..08.16-       竜王山 納涼車中泊 その2

 お盆が終わったら、第一候補は「伊吹山」第二候補は「四国の国道439号線を四万十市から徳島市まで全線走破」、という計画を練っていました。伊吹山はもしかしたらそのまま木曽路へという思惑まであったのですが、西日本各地で集中豪雨の被害が続出。また東西南北で大雨注意報が出ています。
ということで計画は一応延期にしたのですが、いざ当日になるとほぼ快晴に近いし予報もまぁまぁに落ち着いたという感じ。

(でも、そのあと数日は各地で落雷被害や集中豪雨が続きました)


こちらは晴天。腹立ち紛れに前回の竜王山車中泊のとき発見したネットができる電波のあるところでもう一度納涼車中泊をやってみようかと。
でも、ポケットルーターとiPodは持ったものの肝心のノートPCを忘れてしまいました(バカ!)
マウスもノート用のACアダプターもはいっているのに・・・・


二回続けて同じコースでは芸がないので前回と逆コース、初日は三頭トンネル方面から山にはいって翌日は塩江に降りることにしました。
まず最初に谷川米穀店のうどんを目指したのですがそこそこの行列があるし、まだ営業時間なのに入り口には「本日終了」の看板が(^^; うどんの人気店は早めに襲撃すること。この鉄則を忘れていました。


今回の写真は全部 NIKON COOLPIX S30 という、超安価な防水カメラ。8500円くらいで買うことができるもので撮っています。
単三電池なので走行中に充電が可能なエネループが使えるし防水なので温泉に持ち込んでも平気です。でも、やっぱり操作性がちょっと不満。もう少し使いやすい防水カメラが欲しいなぁ。
色々なカメラを手に入れるのをよして、ちゃんとしたズーム付の一眼レフと 程度がいい防水コンパクトデジカメの二つに絞るのが正解だったかもしれません。手元には中途半端なカメラがたくさんあります(^^;



ビレッジ美合

写真は道の駅より少し土器川の下流にあるビレッジ美合です。
ここは5種類の内風呂があるし、その中の「寝湯」は仏生山温泉の露天より少し温かいくらいの低温風呂です。
ロッジもあってバーベキューもできますからアウトドアの好きな方にはいいでしょうね。お値段も手ごろです。








ビレッジ美合の露天風呂

露天風呂は土器川の源流近い渓谷です。砂防ダムがあるのはちょっと我慢しましょう。
紅葉の頃はいいかもしれません。








道の駅ことなみ

温泉とレストランがある道の駅ことなみはすぐ近くです。今回は立ち寄らずに通過です。
このあたりの道路温度が29度くらいでした。









三頭トンネル

トンネルには前回と逆方向からの進入です。トンネルを抜けて山道にはいるのが楽しみです。
実際はこのあたりでも商店街にくらべれば緑が豊富で十分満足できるのですが。








四国山脈が

竜王山へ登りながら南を見ると、予定の一つだった四国山脈の剣山方向がきれいに見えます。
あのあたりに439号線の走り残した部分があるのです。ちょっと悔しい。
なぜか道路に「半鐘」があったので記念撮影しましたが、さすがに叩くのはよしておきました。
(自分が吊るされるかもしれないし)








頂上直下駐車場

駐車場には超特大の望遠レンズ付きのカメラを持った野鳥愛好家の方がいました。
前回は近くで甲虫愛好家の方や、残念ながらすれちがったけれど昆虫採取をしていた後輩がいたという生物屋さんのたまり場みたいな場所なのですね。
リラックスできる椅子も持ってきているのですがつい簡単な三脚椅子を出してしまいますw (早く飲みたい)

といっても飲む前に、二箇所に「ハエにも効く蚊取り線香」を立てています。この時期の山はアブが多いのですがアブはハエと同じ双翅目なのでハエ用の線香は有効なのです。








おさけ〜

OLDのほうは前回たくさん飲みすぎたらしくて一口?でなくなってしまいました。
でも、ノートPCは忘れても「黒霧島」は出てくるのですw さすが!

写真には写っていませんが、今回はコンビニで買った氷もあります。いつもは凍らせたペットボトルの水を溶かしながら水割りを作るのですが、氷がカラコロと音を立てるのもいいものですね^^

お酒用には袋に入った色々なツマミが用意されています。缶詰+マヨネーズもあるし。








また釜飯?

一度成功したメニューはちゃんと復習 & 向上させないといけません。前の釜飯はカセットガスで炊きましたが今回は30gの固形燃料で炊くのです。

固形燃料に成功すれば火加減や時間などを気にしないで飲めるのでいいですね。
これがうまくいけばコンロが一つ浮くので料理の幅が広がるでしょうw と、言いつつ飲むのが忙しくてなかなか副食のほうまで手が回りません。

写真の虫はイナゴだと思ってしまえば一緒に炊いてもいいかも(してないですよ・・・)









上出来w

100均には25gの固形燃料があるのですが、ホームセンターの30gの燃料でちょうどいい「オコゲ」ができたので30gを定番にすることにします。コストは一個40円くらいかな?
そうだ、漬物が欲しかったです。「一食分使いきり」の漬物とかは売っていないのかなぁ?








テーブル

ところで車の中を洋風?にセットするとこういう感じになります。
テーブル台は純正のものでは幅いっぱいになるので自作した短いものなのですが一般的には車内生活はこのほうが便利だと思います。テントを上げて上部をメッシュにしておけば中で炊事しても大丈夫ですし、食事もそのまま。(だけど個人的には天気がよければ外で食べるほうが絶対に好きです)
まぁ、テーブルの上を片付けてノートPCを置くのは車内のほうがいいですが。

この状態から車外に出ないでベッドを作るのに挑戦したらどうにか可能ということはわかりました。でも、普通車だったら一発でベッド展開ができるんですよね。
あきらめて「ちゃぶ台」生活をするかもう少しがんばってベッド展開の達人?になるか、難しいところです。

このあとiPodでインターネットに出たりしていたのですがやっぱりiPodは老眼にはきついです。せめてiPadならどうにかなったのかもしれません。ノートPCを忘れたのは悔しいなぁ。
少し歩いたり片づけをしたあと例のごとく早寝してしまいました。










いつのまにか朝

あまりにも寒くなって4時ごろ目がさめたので空を見たら一面の星!
月はありませんでしたが星明りで歩くことができました。流星群の残りが流れないかとしばらく空を見ましたが残念ながら流れ星を見ることはできませんでした。

二階テントをたたんで自宅向けにカーナビをセットしたらまだ鷹山公園〜相栗峠の道が登録されていなくて往路の美合経由の道が表示されました。(もちろん相栗峠から塩江経由で帰ります)








相栗峠駐車場

香川から徳島へ抜ける峠の一つ、相栗峠の駐車場です。
ここは登山道の讃岐山脈縦走路と交差していますから、ここから大滝山へも竜王山へも歩いて行くことができます。
壊れかけの竜王山トイレに比べると余程きれいなトイレがあるので、インターネットの電波が受けられるのならここで車中泊をしたいような場所です。

鷹山公園からここに来るまでにイノシシの子供と、後ろを振り返りながら歩くタヌキに会いました(チャットに出てくるかる姉かと思った)。イノシシはあっという間に大繁殖したようです。







奥の湯温泉

相栗峠から降りるとすぐに設備が整った「奥の湯ふれあいの里キャンプ場」、そして奥の湯温泉です。
こちら側は何度も来ているのでもう書くネタがありませんw







内場ダム上の砂防ダム

そのまま下ると「元」年金保養センターかがわ跡の前を通ってこんなダムが見えるところを通ります。
奥の水が噴き出しているところの石の上にはよくゴイサギが立って獲物を待ち構えています。
このあたり、カワセミに出会うことも多いかも。








整理が必要

車のシガーライターから、ライターの差込み二つと、USB二口の増設をしています。
左上にマジックテープで貼り付けているのはUSBからのエネループ充電器。
ヘッドランプ、防水カメラ、携帯ラジオ、携帯電気かみそりなどにエネーループ電池を使っています。

もう一個のUSBからは下にある携帯電話+ポケットWiFi(スマホと同じ端子)の充電に使えるリチウム電池に。
このリチウム電池に蓄電しておけば走っていなくても携帯などの充電ができます。

二つのシガーライターのソケットはカーナビとiPodのFMトランスミッター。第6世代のiPod nanoが見えますね。
設備と置き場所はこれで問題なくいいのですがコードをきれいにしないとなんだか汚いですね。

停車中は後部のサブバッテリーで車内の照明をしますし、必要ならAC100Vを使用することもできます。
でも、サブバッテリーもよく使うのはやっぱりUSBかも。USBは応用が広くて扇風機までありますから。



今回の納涼車中泊は特にページにするほどでなくて、いつもの「街脱出」と同じような感じですね。
ただ普段の納涼泊と回り方が違ったのと、本当ならもっと遠くへ行っているはずだったということで許してください。

二階ベッド、少し挑戦してはあきらめて降りてしまいます。なんとかならないかなぁ?