439号線の愛称は「ヨサク」です。
かねてからの計画、四国で一番長くて一番過酷だと言われる国道439号線全線を走りきる作戦の実施です。
8月ですが439号線なら途中で標高の高い車中泊適地がたくさんあります。「夏は高いところで寝る」これは車中泊の旅の鉄則です。エンジンを回してクーラーをかけて寝るのはエコじゃないから好きではありませんし第一近所迷惑です。
今回も廉価版防水コンパクトデジカメをメインに使ってみました。本当はアイレベルファインダーがついた高倍率ズームカメラと防水デジカメを併用するともっと確実に写せると思います。
しかし、二つのカメラを使うと写真のファイル名が違うので、並べ替えたとき順序が揃わないのが難点。
車旅には防水で操作性がいいカメラ一個を使うのががいいのか、二個併用かしばらくは迷うでしょうね。
写真のファイル名を、撮影時刻でリネームするフリーソフトを探して使うのもいいかもしれませんが・・・・
439号線は徳島市から四万十市(旧中村市)まで。距離は342Kmくらいのようです。検索サイトで「439」と入れたらたいていはウィキペディアがトップで出てきます。だんだん帰りが近くなるほうが精神衛生上よさそうなので出発を四万十市、終点を徳島市にすることにしました。
342Kmくらいなら、問題なく一日で走りきれる感じなのですが中身はきつそうです。
石鎚山ハイウェイオアシス 一日目は旧中村市へ行く前にまず今治市のお寺に寄って、そのあと温泉につかってからその近辺の最高峰で寝る予定です。 途中、高速道路の石鎚サービスエリアには一般道からもはいることができるハイウェイオアシスが併設されています。でも、すぐに鈍川温泉なのでここはパスしました。 |
鈍川温泉 今回第一回目の温泉はここ。 お湯の肌触りはいい感じでした。最近の温泉としては珍しくボディソープやシャンプーが備えられていないので自前で用意しておかないといけません。この際、温泉セットのバスケットを作るかな。 一階に外からはいれるトイレがあったのと第二駐車場もあるので車中泊ができるかもしれませんが近所のダム近辺に無料キャンプ場がありますからそっちのほうがいいかもしれません。(玉川ダムキャンプ場:ダム上下にあるのかも?) |
高輪山 |
しまなみ海道 高縄山の展望台からは周囲360度?が眺望できます。こんな猛烈な?展望台の山は香川にはありません。 松山市も今治市も見下ろせるのは当たり前としても、広島のほうも、しまなみ海道もはっきりわかりました。 電波塔には民生用?のGPアンテナも何本か立っていましたがアマチュア無線を離れたので???です。 |
夕 食 |
早朝?の奥道後 一夜明けて・・・ (実は明ける前の夜中の3時ごろに起床です) それから車の中を片付けて暗闇の中を走行。4時前にホテル奥道後の前を通って松山から高速道路に乗りました。 降りたのは内子だったかな。一般道に下りたときも真っ暗。そのあと旧川辺村を目指して。 |
旧 河辺村 市町村合併で今は大洲市になっていますが旧河辺村には「屋根付き橋」がたくさんあります。 清流にかかる屋根付き橋は趣があります。 このあたりも竜馬脱藩の道ですね。 |
ふるさとの宿 |
ぽっぽ温泉 松野町の道の駅「虹の森」からこんな建物が見えます。「ぽっぽ温泉?」 答は次に回しますが、道の駅も広くて充実しています。 同じ松野町では滑床渓谷のすぐ近くの「森の国ホテル」も有名ですね。 |
JR 松丸駅 実はぽっぽ温泉の建物はJRの駅舎と同じ建物なのです。 ここでJRを下車すればそのまま温泉へ。 周辺の自然も豊かですし、町並み散策もいいかも。 |
露天風呂 |
四万十市へ さて、遊んでばかりいないで今回の大冒険?の出発地四万十市へ行かないことには話が始まりません。 四万十川沿いに走る道路は気持ちいい走りができます。ここから四万十川に沿って走って直接大正町に向かえばものすごく楽なのですが目的は439号線の走破。わざわざ苦しい道を走るために市役所へ向かうとは・・・ 物好きですw |
沈下橋 |
スタート! スタートは四万十市役所です。(今回は市役所間。正式な国道の起点、終点はいいことにします) さて、ここから大正町までの山道が最初でたぶん最大の難関。普通の人は好き好んで通ることはないでしょう。 たいていの人は峠超えはしないで四万十川沿いの道を鼻歌交じりで走ります。 広い川沿いの道は巨大な滝でもない限りフラットで道幅も広くて楽だと思います。なんと言っても四万十川ですし。 |
やっぱり 「大型車通行止」と書かれていました。しかし・・・ この道幅では大型車どころか普通車同士の対抗も苦しいでしょう。大型車は自分一台さえ通れなかったり? 実は普通車のキャンピングカーのときに知らずに通って悲鳴を上げた道なのですが、軽自動車になると相当楽と言えないこともありません。軽キャンピングカーのいいところの一つですね。 |
雷 雨 軽自動車なので、「ま、いいかぁ」と走れそうな気がしたのですが突然の雷雨。 高知の雨はワイパーが追いつかないくらいかぶさってくることもあります。この日も何度か前が見えなくなったり道路が川になったりしました。 前が見えないときは止まればいいのですが大雨で怖いのは落石、山崩れ。できれば止まりたくないですねw いつも不思議に思うのですが「落石注意」の標識は、落ちている石に注意せよ、という意味でしょうかそれとも、石が落ちてくるから注意せよ、という意味でしょうか? |
秘境の温泉 落石の恐怖の中ようやく大正町に着いて、少し町から離れると秘境の湯「一の又温泉」があります。 前の車で来たときはその秘境度に大喜び。さて、どんなになっているか・・・ |
屋根付き橋? この温泉、渓谷の対岸と屋根付き橋でつながっています。 対岸から本館を見ると自然にうずもれそうな感じがなんとも言えません。 でも・・・・ 「落雷でポンプが壊れてお湯がはいりません」だって(^^; 「全国あちこちで雷被害が起こっているから車旅は注意しなさいよ。お風呂ははいれないけど、うどんでも食べていきますか」と言ってくれました。なんとなく細かいことにはこだわらないという大らかな空気なのでしょうか。 |
橋の中央は 屋根付き橋、真ん中あたりが広くなって椅子テーブルがあります。 ここで渓流を眺めながらの食事、いいと思いませんか。 前の車で来たときは山菜などが色々ついていた定食を頂きましたが事故のとき突然に注文するのはは無理でしょう。 |
山菜うどん うどんの国から行って山菜うどんなのですが文句は言えません。 ロケーションの良さもありますが、うどんも結構おいしかったと思います。 |
雲の上ホテル 大正町をあとにして439を徳島方面に向かったのですが、次の宿泊地が439の上となると中津渓谷キャンプ場くらい? 少し遠すぎです。そこで197号線に出会ったところで439を離れて前回いい思いをした梼原の雲の上ホテルまで(5Kmくらい?) ここなら誰も来ないはずの自分の停車位置がありますからまったく問題ありません。 |
また露天風呂 雲の上の温泉にも露天風呂があります。当然温度は低めです。 香川の温泉で露天の温度が高いところはぜひ下げてください(願) |
生ビールつき 自炊でないのは楽ですね。卵とじとんかつ定食? なんとなく、かつ丼のごはんを別にしたような雰囲気ですが特にこだわらなきでいいでしょう。 上の空き地で自炊してもよかったのですが「生ビール」だけは作り出すことができませんし。 |
モバイル 買っておいたHUAWEIのポケットルーターと、b-mobaileのU-300のセットでDocomoの電波を捉えました。 速度は遅いけどキャラクターベースなら問題ないですし、画像掲示板に一枚の写真を送り込むくらいなら大丈夫。 半年分ずつ購入できますから車旅の半年だけとか購入すればいいかな。 なんだか「どの写真にもボトルがある!」ときついけど的確な指摘をしてくれた人がいましたw ピパとか言った? はい。旅が終わったら飲みません。酒は一人旅の友なのです。 |
梼原は標高が1000mはありません。でも、暑くはなかった?
それなりの標高と、街を離れた自然の中、それだけで違うのでしょうね。