’12..09.04-       梶ケ森 ステーキリベンジ

都会の近くへ出かけたあとは、たいてい慣れた山で落ち着いてみようかと思います。
慣れた山というと大滝でも竜王でもいいのですが、今回は土佐赤牛のステーキが食べたい!
自分の舌の再確認? ということもあってステーキ肉を買って山の上で焼こうかと。
ただ、ロケーションという味付け分は差し引いて考えないといけないかもしれませんが。



出発前夜にはいつものようにおつまみの買出しをかねて駅の近くのスーパーまで散歩です。夕食後の散歩を復活させて運動量を増やすこと。昨年のように少々きつい山歩きでもできるようにすること。
それから・・・  今回は絶対食べ過ぎるので帰ってきたらそれ以上のダイエットに挑戦。いろんな皮算用をしながらの行動です。
でも、おつまみは買い込みすぎ。なぜかハッピータンとかアーモンドとかがたくさんに・・・ うーん?、


当日は行きに通るスーパーで、粗引きコショー、小型の醤油、からし、おろしにんにくを仕入れました。コンビニではサラダを3種類くらいとタラコw


環の湯

道の駅「たからだの里さいた」の一番奥にある環の湯。なぜか休日の月曜日にあたることが多かったのですがこの日はセーフでした。梶ケ森の往復のときはここと、サンリバー大歩危のどちらかが手ごろな温泉になります。








露天風呂

この温泉の露天風呂は脱衣場から大浴場とは別のドアを通って行きます。
ここも露天のほうは温度が低めです。
大浴場には二種類の浴槽があって、片方はヌルヌル型、もう一方はサラサラ型となっているのが面白いところです。








渓谷美

高松から高知へ向かう国道32号線を走りますが徳島の池田からは吉野川に沿って行く事になります。
右側に道路が見えますがこのすぐ先には大歩危、小歩危という紅葉と渓谷美の名所があります。








ひばり食堂

目的の梶ケ森へは「JR豊永駅」で京柱峠方面へ前々回走った439号線を曲がるのですが、土佐赤牛を買うために付近の肉屋さんを検索していたら、つい先日友人からウワサを聞いた「ひばり食堂」が出てきました。
「ひばり」というのは・・・ ひばりなのです(謎)。ここには日本一の大杉があって、美空ひばりが日本一の歌手になれるようにと願をかけたという話があってこの周辺には美空ひばりの碑や会館などがあります。

ついでながら、ひばり食堂は国道側には駐車場はなく、高知よりの信号からUターンして坂を登り建物の裏側へ行くと車を止めることができて、そこに3階からの入り口があります。正面から建物をながめて、そのあと裏へ回ってください。








ミニかつ丼400円

ひばり食堂。ミニ、普通、大盛り、特盛などのサイズがあるようです。
おいしそうな霜降りの肉を買ったついでに「ミニ」でも食べてみようかと。
ポスターもなんとなく、「らしい」雰囲気ですねw







ミニなの?

ほんの少し小ぶりかな、という感じはしますが決してミニサイズではありません。
これは大盛りどころか普通サイズでも食べられないかもしれません。

特盛りは、ごはん5合、かつが500gです。挑戦してみます?

さて、このかつ丼の携帯写真を後輩に送ると返信の内容が異常に短い?
「こちらに向かって来ている可能性大」と判断しました。









(写真は昭和36年の梶ケ森の宿舎、通夜堂前の生物部員とOBです)

一番最初に豊永駅に向かう途中、数Km手前で梶ケ森山頂と頂上直下の天狗岩がきれいに見える場所がありました。
そこで車を止めて写真を撮っていたらよかったのですが何度かチャンスがあるだろうと先へ走ったら全くなし。食堂を出たあとそこまで引き返して写そうかと、また豊永駅を通り越して高松方面へ走りました(このとき計ったのですが高速道路の大豊とJR豊永駅の間は11Kmくらいです)

さっきの後輩の返事が気になって走りながら対向車を確認。同型車に一台会いましたがそれは関係なし、でも次に会った車に後輩たちを発見!! こちらには気づかずに通り越していきました。

頂上と天狗岩の撮影はまたの機会があるだろうと中止、追って引き返しです。山は逃げないですから、(でも年は逃げる)
電話をかけて自白?を強要。あっさり追跡を白状して豊永駅の手前で合流することになりました。






同行3人

合流した後輩たちの車から撮った私の車です。走っている自分の車の後姿は初めて見ました。
うーん、坂道の登りでは普通車に追いかけられるときつい(^^;
水平な林道ならRRのスバルサンバーはたいてい負けないのですが・・・








竜王の滝駐車場

必死で山道を登り竜王の滝駐車場。前にも書きましたがここの入り口にはトイレがあるので上のキャンプ場では車中泊できないとき、ここで寝るのがいいと思います。また梶ケ森名物、雷が鳴っているときも上よりはこちらのほうが安心でしょう。
水平な場所や斜めの場所がありますので寝るのなら平らなトイレ寄りがいいかと。
(本当に「への1番」の方がいたらごめんなさい)








竜王の滝

毎度ながら・・・  という言い訳をしながら竜王の滝です。
近くに寄ると水しぶき、たまらなく涼しいです。時間があればいつまでいてもいいのですがキャンプ場で食事の準備をしないといけません。残念でしたがほどほどで引き返すことにしました。








土佐の名水

水場はキャンプ場から少し降りたところです。一人だったら自分がペットボトルを持って降りるのですが今回は降りなくても大丈夫^^
若者たち?がポリタンを持って水を汲んできてくれました。(「あーしんど」、とか言っていたけど聞こえないふりを)

早く次のことをしたくてテーブルの上を整理、コーヒーを淹れる体勢が低くて位置が定まりませんでした。せっかくの名水のコーヒーがおいしくなかったかも? でもま、いいでしょ。









お肉!

柔らかくて香りのいい土佐のお肉を食べるためにやってきたのです。
でも、土佐赤牛は手持ちがなくて九州産のだとかいうことでしたがうまけりゃいいや。
早く焼いて食べることにしましょう。
おいしい赤牛は前に何度か食べたことがあるし。








焼くぞー

鉄板より網焼きがいいかなと思って持ってきたのはイワタニの「炉辺焼き大将」 炎で焼くのではなくて赤熱した鉄板からの輻射熱で焼き上げます。これもカセットガスを共用できますから少人数にはお勧めかも。
たからだの里から買ってきてくれたうどんが見えますね。









まだかな?

まだですっ!
とか言いながら焼け始めたら「うまい!」「柔らかい!」「最高!」とか言いながらあっという間になくなりました。
牛肉リベンジには大満足。よかったよかった^^








山の夜はふけて

車旅をするようになってからランタンもコンロもカセットガス使用に変えていっています。
いろんなコンロやランタンを使いたくて、持っていたのはガソリン、灯油、アルコール、EPIガス、キャンドルランタンまで。
でも、燃料はコンビニでも100均でも買うことができるカセットに統一するのがいいんじゃないかと。一応は純正のカセットを使っていますがいざとなれば何でも大丈夫でしょう。(災害用に灯油コンロというのにはまだ未練があるのですが)

最初はウィスキーや焼酎の冷水割り、だんだん寒くなってきて湯割り。
おつまみは山ほどあるし、話は尽きないし、夜中に気がついたら服のまま車の中で寝ていました。どうやって寝たんだろう?
(いつもはパジャマに着替えます:でも軟弱じゃないです)








朝っ!

いつも真っ暗なうちに起きだしてなにかやっているのに、起きたのは空が明るくなり始めてから。
まぁ、今回は「行動」が目的でなくて山での保養が目的ですから遅くまで寝ても問題はないでしょう。

しかし食べすぎ、飲み過ぎ、今からしばらくは運動してダイエット、脚力をつけて腹筋を鍛えて・・・・
と、今は決心しています。







朝焼け

この日、自然は「日ごろの行いがいい」私たちのためにすばらしいショーを用意してくれました。
朝焼けの写真、何枚もあります。朝焼けは生き物のように次々と姿を変えるのですね。







日の出

頂上へ向かう途中、太陽が山から顔を出しました。
一瞬にして周囲の様子が変わります。








雲 海

ほんとうに雲の海に浮かぶ島のように遠くの山の頂が見えます。
雲海も日が昇るたびに光が変わります。夢の中のようです。
全部の写真を出すわけにもいきませんが、どの写真がいいのかわからないくらいの写真が・・・・







山頂標識

梶ケ森ですよという証拠写真です。このプレートにも日がさすようになるのですがそれまでの時間、長かったのか短かったのか?








朝 食

お気に入りのトースター。裏返す手間はかかりますが食パンでもフランスパンでもきれいに焼きあがります。
私はごはんにたらこ、あとはサラダ類でしたがテーブルの上にはいろんな食べ物が並んだ豪華な朝食でした。







牛??

日がさしてきたら寝袋を干しましょう。ほかのグループがいるときは空気を読んでから。
本当は地面の湿気が飛ぶ10時以後に干すのがいいのかもしれません。
この柵の向こう側が本当のキャンプ場で車は進入禁止です。芝生広場でテントを張るのも悪くはありません。







山荘梶ケ森

しばらく、といっても午前中ほとんどをのんびりしてからお昼は山荘梶ケ森で。
3人とも新メニューの「はちきんカレー」を注文しました。







カレーです

カレーの食べ方は三人三様で笑いました。
山荘では「竜馬パスポート」のご案内が。そういえば439号を走ったときもいたるところでリョーマの旗が目に付きました。
あのときハンコを集めていたらいっぱい集まっただろうなぁ・・・

ということでここで解散。私はキャンプ場で少し横になりたかったのですがだんだん雲行きが怪しく、雷鳴も聞こえてきて結局3時には退散することになりました。




前回

 >今度は・・・  高知の本山でおいしいステーキ肉を買って、それを梶け森で網焼きにして食べるかな。
 >つけあわせの野菜は家から持ち出し。マスタードと、おろしにんにくと醤油を少し。ブランデーまではいいかw
 >梶ケ森の名水でコーヒー、水割り、どちらもおいしいし。

こんなふうに書いて終わりました。

いやぁ、やりたいことができました。慣れた山でのんびりするのはいいものです。
ゲスト参加のおかげで、今の車では初めての複数キャンプ。やっぱりはずむと楽しくて飲みますね。
飲まない人が普通なのかもしれませんが・・・・・ ←反省しろ!自分