10月16日から奥飛騨経由で信州にもう一度チャレンジする予定だったのです。
でも、18日と22日に大型の鏡餅の注文が。21日もたくさんの注文が集まってきています。
そこで18日に鏡餅を作ったら出発、20日のうちに帰ってくればいいかなと。
奥飛騨あたりで車中泊するための様子見には石鎚山の登山口、土小屋なら標高が1500mあるので相当厳しい経験もできるかと思いましたし。
鏡 餅
出発前に作ったのはこの鏡餅。一升餅と二升餅だったかな。 鏡餅は失敗するとやり直しがきかないので一発勝負。気合が入ります。 |
松尾川温泉
高校のクラブのOB会、その最長老に勧められたのがこの温泉です。 食べるところはないし、浴槽は広くないのですが硫黄の匂いのする源泉をかけ流し。 最近はいった中では一番いいお湯だったように思います。 15分ほど先に紅葉の名所、五竜岳というところがあります。また名水の湧き出る泉も。 |
かけながし
ほんとうにいいお湯なんですよね。硫黄の匂いは久しぶり。 どんどんあふれて流れ出しているのがもったいないくらい(貧乏性w) |
昼 食
一泊目は「早明浦ダム無料キャンプ場」と決めていたので大歩危を通ります。 そこでラーメンセットとかを予定していたのですが、あいにくの休日。 サンリバー大歩危まで引き返して「猪豚ひれかつセット」とかいうものを食べました。 本当ならこのあたりではアユやアマゴなど川魚を食べたり田楽がスジなんでしょうけど。 |
昼間で14度
車中泊も秋になってきたようです。日中の気温が14度。 34度でも驚かなかったのは「ついこの前」だったような気がします。 なんでも「ついこの前」と感じるのは年をとった証拠だそうですw |
大豊から早明浦ダムへ向かう途中、土佐赤牛の放牧をしていました。 赤牛のステーキを売り物にしているのは「さめうら荘」と「四季彩館」 手に入れようと思ったら本山のほうにこないといけないらしいですね。 |
早明浦ダム
四国の水がめ、早明浦ダムです。 自前の水ではやっていけない香川の人間はいつもここが何%なのかを気にしています。 |
ダム直下キャンプ場
ダムの直下には細い道を通じて行ける無料のキャンプ場があります。 大型のキャンピングカーがはいれるようなところではありません。 ほんとうはテント泊がいいのでしょう。かまどが二箇所ときれいに掃除されたトイレがあります。 |
寒くなったらおでんが一番
本山のスーパーでレトルトのおでんを見つけました。もちろん辛子味噌も。 車中泊派、できるだけ現地のスーパーなどで買い物をしましょうね。 夕食はおでんか釜飯、しばらくはこのパターンかな |
翌 朝
19日金曜日、いつものように4時に行動開始です。 この標識に書いてある「石鎚国定国立公園」のほうには行かずに寒風山へ向かいます。 そして瓶ケ森林道を通って石鎚山の登山口の土小屋まで。 このコース、この車で何度通ったことやら・・・・ この方面は タヌキが・・ タヌキが多すぎです。コリトリは鹿がいっぱいだったなぁ。 |
霧!
瓶ケ森林道は濃霧。天気予報は晴れでしたが山の上には通じません。悪い予感がします。 たぶん朝だけなのでしょうけど小雨がまじっているから気分よく歩けないかも。 (実は、土小屋から石鎚までちょっと散歩してみようかという気になっていたんです) |
土小屋
ここの標高は約1500m ここが登山口の駐車場。 標高1982mの石鎚山が西日本最高峰だといっても、ここから歩けば標高差はそのあたりの小山と同じかな。 ただ低山と違って気象の変化は厳しいですから一応の装備は必要です。 装備は持っているけど・・・ カッパとスパッツで登るのはヤだなぁ。すばらしい眺望を楽しみながら歩きたいです。 うん、今日はやめて一度下界に降りよう。 |
面河へ
瓶ケ森林道が未整備だった頃、土小屋へは面河渓谷からの石鎚スカイラインを使って登っていました。 その頃はスカイラインは有料道路 。前のハイエースのキャンピングカーの頃、登山口の広い駐車場でゲートが開くまで車中泊をしていました。今は無料になって駐車場に車は一台も止まっていませんでした。 うん、ここはトイレもあるし車中泊にいいかも。ただ早朝はゲートが閉まっているから動きに困るかな。 |
古岩屋の奇岩
面河から久万高原を通って国道33号線に抜ける途中、国民宿舎古岩屋荘の近くにこんな奇岩があります。 このあたり、10年ほど前はよく通ったものですが、すっかりごぶさたしていました。 その頃に比べて道幅は広くなってまっすぐに。すごく走りやすくなっているのに驚きました。 |
昼食・温泉
宿舎は昔のままのよう。駐車場もこのような感じだったと思います。 ここでお風呂にはいって、昼食を取ったらまだ面河渓を通ってスカイライン経由で土小屋に戻る予定なのです。 このままほかへ行くにはあまりにも天気が良すぎるし。 |
スカイラインから
道路がよくなっているのですぐ石鎚山スカイラインに戻れます 石鎚スカイラインから山頂を見るとこんな感じです。左のほうに小屋が見えますね。 もう少し登るとだんだん細くなって尖って見えるようになってくるのですが。 |
再度土小屋へ
天気は回復。駐車場に戻ってくる登山者も「朝は霧がひどかったけど」と言っていました。 登山者が帰ってくるたびに車の数が減っていきます。 「この車、どうなっているの?」と私の車の中を覗いていく方もたくさんいました。 |
釜飯 豚汁
出ました定番釜飯w 全部食べずに翌日のお弁当の足しにおむすびを一個作りました。 でも、私の登山中はお弁当のために休むということはなくて、主にナッツなどを食べながら休まず歩きます。 おむすびもポケットに入れて一口ずつ食べながらかなぁ。 そのスタイルのために不十分なのは500ccのペットボトルがザックの両側にはいること。やっぱり肩ひもの前にペットボトルを入れるポケットを用意しないと「歩きながら」のペースを乱されてしまいます。(チューブで飲むのは・・・ ちょっと年に似合わない) |
赤石鎚?
そして誰もいなくなって・・・・ 夕日が沈む頃、逆光の石鎚がぼんやり赤く染まります。順光の筒上山のほうは紅葉が赤く映えてきれい。 どっちを見ても車は一台もいません(たぶん国民宿舎のほうにはいるでしょうけど) |
20日:朝の定番
もうこの写真は撮らないことにします。あまりにも同じパターンが多すぎるw 飽きずに朝はカレーを食べています。 夜、20時ごろ寝たのですが23時ごろ、とても寒くてユニクロのダウンジャケットを着て寝袋に。そして2時半ごろにそれでも耐えられなくなってモンベルのダウンインナーに取替え。下もモンベルのダウンのアンダーパンツを履きました。足元は登山用の厚めのソックスで凌げたようです。 次回はその装備に増して、封筒形の寝袋を一つ余分に持っていく予定です。広げて上からかけると布団一枚分の暖かさは出そうですから(昨夜家で試しましたw) |
登山開始
朝、6時に登山口発です。 暗闇登山も考えたのですが崖にかかった木道やハシゴが多い山。ふらつきさえなければ平気なのですが、人工の足場は岩よりは怖いです。足元を確かめないことには、と思って夜明けを待っていました。 でも、途中で3時に出た人が帰ってくるのに会ったなぁ・・・ |
頭上の岩峰
このあたり、「落石注意」と書いてあるのですが頭上の岩峰は絶景です。 ロープウェイを利用した人たちのコースと合流するのはもうすぐです。 |
簡単な?頂上
8時半に頂上到着です。こちらは弥山といいます。 この先の天狗岳に最高点があるのですがそちらはパス。 なんたって平地でもふらつくからダブルステッキのお世話になって登っている身なのですから。 |
天狗岳
紅葉最盛期ここの写真がよく紹介されます。とても美しい頂です。 でも、朝は逆光、写真を撮るのなら午後がいいでしょうね。おまけに今日も霧がかかっています。 |
こんにちはこんにちはこんにちは
紅葉最盛期は少し過ぎたものの、まだまだ混雑期間中。その上、土曜日とかいうことを忘れていました。 下山中、20人30人というグループと何度もすれ違いました。山は登り優先ですから下りは道をあけて待たないといけません。 おまけに誰がはじめたのか出会ったら「こんにちは」のあいさつですねw いつもは山ではほんの数人に会うかそれとも全く人には会わないかというマイナーな山ばかりへ行っていますから、こんなにたくさんの人を見るとびっくりします。「コンニチハ コンニチハ」ノドが涸れます。向こうは相手が一人ですが、こちらは300人は超える人に会いました(泣)紙に「こんにちは」と書いて顔に貼っておこうか? 実はここは山ではなくてテーマパークだったのかと思ったり・・・ 登りは2時間半だったのに下りは3時間半。頂上の広場?階段?あんなにたくさんの人が交差できたのでしょうか・・・・ |
瓶ケ森林道
ようやくの思いで降りると駐車場は道路まで車でいっぱい。 西赤石山のアケボノツツジの頃の早朝登山のときにも下山中に大勢の人に会って駐車場からあふれる車を見ましたが、そんなレベルははるかに超えて・・・・ たぶん生涯の思い出になるでしょう。 帰りの瓶ケ森林道、紅葉の高さが林道をはさんで上下に。日が当たる場所は錦絵のようでした。でも、自分もそうですが「なんとかマーク」の車の多さといったら(苦笑) 紅葉の時期の休日は山もドライブも避けたほうがいいようですね。 |
ということで、まずは街脱出ができました。石鎚山の下山はまるで街のようでしたが周囲が緑や紅葉だったので商店街よりはずっとよかったです。アウトドアなら元気が出るんですよね(商店街のほうが人通りが少ないかもしれないけど)
本来なら16日からだった信州計画の予行演習としては、夜の冷え込み対策が浮上しました。
寒くなるたびに一々厚着していたんじゃたまりません。軽キャンパーにFFヒーターというのもなしでしょう。
最終的には気温に対応した寝袋を考えることにして、とりあえずは寝袋二重計画でやってみようかな。
封筒型の寝袋よりはマミー型のほうが頭部が寒くなくていいかもしれません。でも窮屈なの嫌いだし。
(毛の帽子とマスクとかを準備しておこう!)
テント生活時代はマミー型で寝ていたんだけどなぁ・・・