’12..10.22-      奥飛騨から長野往復 その2


24日早朝。
平湯キャンプ場が気に入ったのですが次の目的地白骨温泉に向かって早朝4時ごろ出発です。

このときはまだ頭の中に車山、霧ケ峰、上田市、別所温泉などの予定が詰まっていましたが、頭の中をぜーんぶキャンセルして、いつまでも平湯基地?を中心に周辺を放浪するというのもよかったかなぁと思ったのは相当あとからでした。



安房トンネル

キャンプ場から歩いて5分くらいのところに長野県に抜ける安房トンネルがあります。
これを抜けるとすぐに乗鞍高原温泉や白骨温泉への分岐。そしてさらに進むと上高地への分岐を通って松本まで降ります。
距離も時間も思ったほどではありませんから、「平湯基地」という作戦は結構いいのではないかと・・・











白骨温泉へ

すごい強風のあとまだあまり車が通っていないのでしょうね。国道から分岐した白骨温泉へのコースでは枯葉や枯れ枝などが一面に散らばっていました。










熊の当たり年

今年は山の中だけでなくて長野の駅にも熊が出てきたりしています。暗闇の中で車を止めてトイレに行こうとしたら目の前にこんなポスターw
出るか出ないかわからないツキノワグマを怖がっていては車中泊ができませんが、遭遇しないですんだほうがいいですね。










白骨温泉到着

途中、「クマ注意」の看板やいろんな施設を覗きながらのろのろ運転で到着が6時前くらいになりました。
温泉によっては営業開始が4時からという驚異的なところがあったり、6時や8時もありますが








白骨温泉トイレ横駐車場

夜が明けたばかり、車は一台も来ていません。
観光案内所の近くにも駐車場がありますから、こっち側のほうの駐車場で車中泊も可能でしょう。
でも、ビクビク泊まるより有料でいいからP泊の専用区域を作ってくれたほうがうれしいです。

ここでしばらく寝袋にもぐりこみました。









道路から見ると

「野天風呂」という風呂は道路から見るとこんな感じです。
まだ入り口が開かないのではいっていくことができませんが野趣豊かです。
男湯のほうなので道路から見えても問題ないでしょう。








開 園?

時間がきて温泉に降りる門が開いたので急いで降りようとしたら「階段が凍っているので注意して」ということ。
確かに木の階段は凍って滑りやすくなっていました。
真ん中の木の仕切りの下にはビニールが吊るされていて、向こう側が「ぬる湯」、こちら側が「あつ湯」と温度分けしていました。








乗鞍方面?

昨日の雨、山は相当の雪だったようです。
白骨温泉でもう一つの広い温泉にも入りたかったのですが次の機会にということで国道までの分岐に戻ることにしました。
途中、乗鞍温泉郷を通りますし。そこでの入浴も考えると・・・・









山は雪

この右手が「湯けむり館」という温泉です。とにかく温泉ばかり。
暗いときに通った道ですが明るくなると風景の雄大なこと。








露天風呂から雪山を

やはり室内より露天のほうに出てしまいます。ここも白骨温泉と同じ乳白色の温泉でした。
立ち上がると、ずーっと雪山。こんな調子で温泉につかっていたらふやけそう。









そばやさん

やはり信州は蕎麦と温泉。ちょっと名前が通った店は素通りできません。
さいわい今日はまだ簡単な朝食だけ。おなかの余裕はたっぷりです。








もりそばセット

いつもソバだけか、それともてんぷらそばか。
たまにはセットもいいかと「もりそばセット」というのを頼んでみました。
そばはおいしかったですが無理にセットにしなくてもよかったかな。









紅葉のドライブ

松本方面に向かう道、あっちにもこっちにも紅葉が。
道路は下りのワインディング。鼻歌まじりで走れる気持ちいい道路です。
こういうドライブが一番好き。









諏訪湖サービスエリア

松本市のはずれのアルプスが見える温泉にはいり、諏訪湖に出て、そこに泊まって由緒ある温泉を訪ね、夜はちょっと飲み歩こうという予定でしたがいつものとおり?ペースが早すぎです。
諏訪湖のほとりの無料パーキングエリアで車中泊というのも街中だけに不安がありますし、諏訪湖泊は中止にしてそのまま霧ケ峰、車山に向かうことにしました。寝るときはクマよりは人間のほうが怖いのです。
何度も言いますが、設備充実のオートキャンプ場でなく、安価な有料車中泊エリアがあちこちにあればいいなぁ。

話は変わりますがこのサービスエリア内には温泉があるので驚きです。









霧ケ峰

広い広い長野県ですが行動範囲の中にはいってしまうと東西は意外に早く動けるものです。
南北に大きく移動しようと思ったら大変なことになりそうですが。









富士山が

昨日と違ってすごい好天。霧ケ峰からは富士山も八ケ岳も南アルプスもよく見えました。
でも、この時期は草原には特に花もなく一面のススキ?の世界ですね。









車山も

せっかく来たんだから車山もチェックです。ゆっくり訪れるのはハイシーズンにすることにして少し散歩してから移動しました。




霧ケ峰の「霧の駅」駐車場で車中泊をしてもよかったのですが、まだ時間もあるし、前に「ここなら最高」と思った「道の駅ながと」まで移動することにしました。高原で吹きさらしというのはいかにも寒そう。

いつも思うこと。カーナビはいくら道がよくてもビーナスラインとか地元の瓶ケ森林道は選んでくれません。カーナビにとっては林道などは優先順位が低いのですね。そのあたりは人間が知っていて選択しないと大変な目にあいます。

「道の駅ながと」は温泉が工事中で入浴がアウト(^^; でも今日は二回はいったからいいでしょう。この道の駅は漬物を中心にしたおみやげもの屋さんやレストランがあって、その上コンビニまでありますから何時に行動開始しても大丈夫です。


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