’13.02.04-      四国一周 温泉と岬めぐり(1) 初めての冬季の旅


厳寒期用の寝袋、それにツエルトザックの車内使用、おまけに湯たんぽ。これで海岸線をあまり離れずに泊まり歩けば2月でも車中泊の旅はできるはずです。
先日の白鳥温泉でフロントグラスがガリガリに凍りついたのは白鳥温泉の標高のせい(にしておこう)

寝袋はセンタージッパーだとジッパーなどの付属物が顔に当たって気になるので従来の封筒型を二枚使うことにしました。イスカの厳寒期用マミーを買うときにサイドジッパーにしておけばよかったなぁ。


ということでそろそろ四国一周を実現しようかと。




車庫の物置

ホームセンターで180X90、ちょうど押入れと同じ大きさの物置を買って設置してもらいました。
ここにキャンプ用品一式や、買ってきたペットボトルの水や保存食、燃料などを入れておくと車の後ろからすぐ出し入れできるので非常に便利になりました。
(おまけに部屋のキャンプ用品がなくなったので部屋が広くなったし)









一泊目は道の駅・津田

初日は家で夕食後に出発、すぐ近くの牟礼の道の駅で一泊して様子を確かめてからダメだったら引き返すという予定でした。
しかし牟礼へ行ってみると、あてにしていた奥の駐車場が夜間は閉鎖です。
道路沿いで寝るのは無理なのでその次の津田の道の駅まで足を延ばしました。ここでもすぐに戻ってくることができます。

車内は布団状に広げた二枚の寝袋でいっぱい。テント泊なら2人十分な広さです。湯たんぽがあるので暖気が首元まで出てきます。車内温度も7℃、8℃くらいより下がることはありませんでした。

二階ベッドの床板の下に取り付けたネットの中の緑色のものは後部をセットしている登山用の緊急避難テント、ツエルトザックです。これを引き出して前のほうも引っ掛けると車内保温が二重構造になります。両サイドもフックに引っ掛けると中は相当余裕です。
あとはお風呂セット、ウインドブレーカー、緊急用の着替え一式、ティッシュペーパーなどかな。









四国の最東端

例のごとく朝の出発は早いので四国最東端の「蒲生田岬」には朝の7時半ごろに着きました。
ここには「がもだ温泉」があるので営業開始時刻まで周辺の散歩です
山歩きをしない車中泊だけのときは積極的に歩かないと足の衰えが心配ですw

そうそう、朝食は真っ暗だった徳島市内の24時間営業のマクドナルドでした。これはお手軽。








露天風呂

10時から営業の「がもだ温泉」の露天風呂はウミガメをイメージした作りです。
海が見えるし、なかなか快適でした。










日和佐

蒲生田岬の付け根あたりから日和佐まで無料の高速道路ができていました。
ポータブルカーナビは定期的に新しくしないといけないな。

ウミガメの産卵で有名な、徳島県の日和佐にある大浜海岸の砂浜です。
ここは遊泳は禁止、海水浴は近くの恵比寿浜とかに行くことになります。
恵比寿浜の先の岩場ではよくスキンダイビングをしたから懐かしい。

ここ、日和佐で昼食、海鮮丼を選びました。








千羽海崖

国道から離れて、日和佐から牟岐まで絶景の海岸の崖の上を走る道路があります。南阿波サンラインといいます。
途中、絶景の場所を選んで5箇所くらいトイレ付きの駐車場があったりします。ライダーにはいいコースでしょうね。









展望所

ときどき車を止めて太平洋の絶景を眺めるのにいいですね。
トイレもあるので車中泊できそうですが、こういう場所はちょっと不安。
道の駅は好きではないのですが人目が行き届くので割合安全です。
また、「こんなへんぴな場所、オバケ以外は誰も来ないだろう」という場所も安心です。

ここなどはアベック、暴走族、強盗、拉致専門家、何でも現れそうですからね。








道の駅ししくい温泉

透明度が高くきれいな海が好きな私は、お手軽コースとしてはよくこのあたりの海で潜ったりしていました。ダイビングショップがありますし、近くにはタンクをレンタルしているお店があってタンクだけ借りて勝手に潜ることもできました。
その帰りに必ず寄るのが道の駅にあるししくい温泉だったのです。この近くには海中公園があってグラスボートも出ています。








リビエラ宍喰

右側に旧来の道の駅があって、あとから左側にリビエラ宍喰というホテルができました。
最初ししくい温泉は道の駅側にあったのですがホテルと両方は必要ないということでしょうか、今回行くと温泉はホテル側に統合されていました。

ここの湯の質は温泉らしくて好きなタイプです。







ホテルの温泉

元のししくい温泉はどちらかというと銭湯タイプだったのですが、こちらはちょっと豪華なホテルの温泉です。
湯質は元のままで、湯の華とかいうヨゴレのようなものは目立ちませんでした。ということは今までは本物の湯の華ではなかったのかなぁ?







海の駅

道の駅ではなくて「海の駅」なのです。
室戸岬を通過して、まずここで夕食。そのあと室戸スカイラインへ引き返そうかと。
ここにはイルカと触れ合うことができるドルフィンセンターもあります。







クジラの刺身定食

室戸、やっぱり鯨を食べたいな。
子供の頃は学校給食の鯨の竜田揚げ、鯨肉カツをはさんだカツサンド、「またくじら?」とか言って嫌がっていたのに少なくなると手のひらを返したように食べたくなるものなんですね。たっぷりの量がありました。







室戸岬灯台

本当は海岸線で岩場を飛び歩いて最先端へ行けばいいのでしょうけど一応灯台で「四国の東半分の南端」ということに。
もちろん国内最高級の光量の灯台です。水平線には何も見えません。よく晴れていればハワイが見えるかも(大嘘)
ぐるりと周囲を見ると地球の丸さが感じられます。←これは本当







キャンプ場

スカイラインを走って展望台で車中泊しようかと思っていたらキャンプ場の看板がありました。
駐車場だけ借りられないかな、と電話したら駐車場だけなら無料でお使いくださいとのこと。
もちろんそういうときは細心の注意を払って、泊まったあとが全く残らないようにきれいに使わせていただきます。







駐車場

夕食も終わっているので、ここでするのは、まずお茶を飲んで、あとは湯たんぽのお湯を沸かすくらい。
風があるのでルーフテントは上げませんでした。
この日も車内の最低温度は7、8℃だったので寝袋二枚ならパジャマだけで十分暖かでした。



まず第一日目が終わりました。明日は高知市で高校時代のクラブの後輩が先にホテルの予約をして待ってくれています。
テント泊、車中泊ならいつでも平気ですがホテル泊はしないですからねぇ。
でも、高知市を通るのなら市内に泊まって飲みに出ないともったいないし・・・ 減量のため禁酒中なのですが。

室戸から高知市までは約2時間。4時に出て6時に着いたんじゃ早すぎですね(殴)
よーし、馬路温泉を狙うかな。

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