’13.10.29〜      長野から群馬の温泉めぐり その.2


志賀草津道路の渋峠から群馬県にはいります。ときどき霧氷撮影のカメラマン群に出会いました。今日は群馬のいくつかの有名な温泉めぐり。Twitterで知り合った同じサンバー乗りの方が草津まで出てきてくれるそうです。さて、うまく出会えるかな?





渋峠

長野県と群馬県の県境です。ここは日本の国道の標高最高地点。2172mです。
万座温泉まで8Km、草津温泉まで20Km、有名温泉が射程距離?にはいってしまいました。








雪が・・・

峠付近の道路には雪が残っていました。数日前に通過した寒波が残していった雪でしょう。
この道路は毎年11月中旬から4月中旬まで冬季通行止めになります。(知らなかった)

正直、このあたりは走りながら観光する通過点と思っていてあまり下調べをしていませんでした。
しかし、あとでガイドブックや山の本を読んだらただの通過ではすまないところ。








白根山のガス

渋峠を越えて白根山にかかると斜面のあちこちから火山ガスが噴出しているのが見えます。
ダイナミック!! という雰囲気がずっと続きました。
このあたり、周回していると登山口やロープウェイ、リフトなどもたくさん。
シーズンにはコマクサが一面に咲く高原もあるようです。これはもう一度下調べして出直さなくては。










立ち入り禁止

有毒ガスのため立ち入り禁止になっている場所がたくさんありました。
中には「停車」さえ禁止の場所も。
いくつか駐車場はありましたが車中泊は遠慮したほうが安全ですね。










万座温泉

草津温泉に行く前にちょっと寄った万座温泉。露天風呂のあるホテルを適当に選びました。
露天風呂の湯は硫黄色の湯。濃い黄色と薄めの黄色、二種類の湯の浴槽がいくつもあります。
やはりしっかり硫黄の匂いもして、いかにも温泉という感じです。ここは湯あたりがなく長湯が可能だそうです。
ここの露天風呂は混浴。なのでカメラはフロントに預けて行きました。








草津へ向かって

万座温泉の硫黄色の露天風呂を堪能したので少し引き返してから草津へ向かいました。
いろんな標高の道を走るのでいたるところで紅葉に出会います。本当に贅沢なくらい。








天狗山第二駐車場

草津では温泉街中心部でなく車中泊もできるという西の河原の駐車場に車を止めました。
インターネットのTwitterで知り合った方が間もなくこちらへ到着だそうです。
その前にちょっと露天風呂に入ってこれるかなと車を置いて温泉に向かいました。








入浴の注意

さすがに天下の名湯草津の湯。温泉受付でも「湯あたりするので5分以上つからないように」と注意されました。
Twitterのノラえもんさんはもう草津に到着、お昼ごはんにするそうです。ごゆっくり、というメッセージでした。
どんなお湯なんだろうとわくわくです。











西の河原露天風呂

広い露天風呂。お湯の色も匂いも特に変わったことはありません。でもすぐに湯あたりするという?
あの硫黄たっぷりの万座温泉のお湯は長湯が可能だといわれましたし温泉というのも不思議なものですね。

防水のカメラを持ち込んで、まず自分を撮ってもらいました。最初に親切そうな方に自分の撮影をお願いすれば
あとは割合安心して撮影することができます。ほかにもカメラを持っている方がいました。

駐車場に戻るとすぐ近くにスバルサンバーがいます。「もしかして」と声をかけてみると正解でした^^
車中泊装備で沸かしてくれたコーヒーをごちそうになってから尻焼温泉に案内していただけることになりました。
これはすごい安心感。









尻焼温泉入り口

途中の紅葉の名所とかを説明していただきながら尻焼温泉の入り口に。
ここには別荘のような感覚でたびたび来られるようです。
私一人だったらこの入り口を見つけるのには相当苦労したかも、というような場所でした。










水量が多くて

当日は水量が多くて川一面の流れ。流れが普通だとあちこちに窪みができて
その中にお湯が沸いて、自分の好みの水溜り?に浸かればいいそうです。
川の水が少しは温かいかなと手をいれてみたらすごい冷水でした。









こちらはOK

川の横には脱いだ服を置く棚だけがある浴槽がありました。
ホースから温泉のお湯が注ぎ込まれています。
うん。タッチだけならこれでも十分。このあたり一帯はどうしてももう一度訪問する気十分ですから。









千と千尋

今回はタッチだけの早回り。Twitterのノラえもんさんに最短距離を教えていただいて尻焼温泉から四万温泉に向かいました。
ここは四万温泉の奥のほう「積善館」という温泉旅館です。橋も含めてライトアップされたら『千と千尋』そのまんま。










四万温泉

ここでは露天風呂もある「清流の湯」という日帰り温泉にはいりました。
しかし公営温泉はたくさん、中には露天だけの風呂もあります。また民営の日帰り温泉で寄ってみたい湯も。
ここはタッチだけですむ場所ではないようです。次回ゆっくりということで一箇所だけで終えました。

このあと宿泊場所に相当悩むことになりました。目的地は渋川市。でもゆっくり朝寝するのは苦手なのです。
ですから渋川にあまり近寄っては朝の時間を持て余します。途中、車中泊によさそうな場所を通過しながら
また草津の西の河原の駐車場まで引き返してしまいました。一度は寝ておきたい場所ですし。










目的地です

車旅の途中ではアウトドア感覚なので朝は早起き、暗いうちから走ることが多いです。
草津から渋川までの距離、すこしゆっくり目に行動してちょうど手ごろな距離でした。

9時半ごろにフィールドライフさんに到着したらいろんな車が。網戸の説明もそこそこに探検を始めました。
対応していただいた設計の方もキャンピングをされるので色々面白いお話を聞くことができました。
しかし、お客さんごとに車に求めるものが違うので設計は大変でしょうね。









徒歩で渋川の町

しばらく珍しい車をいじったりお話を聞いたりしていましたがお昼前にちょっと徒歩の散歩です。
周囲を見回すと東京方面以外はほとんど高くて険しい山があるように見えました。
(四国の山はなだらかな山が多いなぁ。特に香川県は)







またおそば

歩いていたのがちょうどお昼ごろ。やはりそば屋さんの看板が目につきました。
渋川ならうどんの食べくらべもできるかもしれませんがやっぱり足はそば屋さんのほうに。
長野も群馬もそばの量が多いです。大盛りとか2枚盛りとか言わなくて大丈夫ですね。









道の駅こもち

帰ってみると思ったより早くルーフテントの交換ができていました。
今回の車旅で一番遠いのが渋川市でしたから近くの道の駅でおみやげさがしです。
道の駅「こもち」という名前も気に入って寄ったのですが品揃えは充実していました。
国道沿いなのと駐車場スペースが広くないので車中泊向きではないかもしれません。









伊香保温泉

渋川直近の温泉は伊香保。素通りはできませんからチェックです。
どこに車を置けば観光しやすいのかちょっと駐車場さがしに迷いましたが
蘆花記念館駐車場というところが手ごろな感じでした。









伊香保といえば

石段街ですね。駐車場からちょっと歩けば階段街に出られます。
こんぴらさんを思い出してしまうような階段。








石段の湯

上を見ると「石段の湯」という温泉が。もちろん入浴です。
階段の上のはしまで登れば露天風呂もあるようです。








上州名物

石段の湯の向かいは上州名物玉こんにゃくのお店。
見かけは串に刺したおでんのようなもの。おいしかったです。








蘆花記念館駐車場

この駐車場は一時間だったか二時間だったか、それまでは無料です。
それを超えると一泊しても700円だったかな?
管理人のおじさんは下に無料の駐車場がありますよ、と教えてくれましたが
「泊まりますから」と言って駐車料金を払ってここに泊まることにしました。
料金を払って公認されて泊まると安心です。











車内食

石段の温泉街で目星をつけていたお店に行くと閉まっていました。
聞くところによると、ほとんどのお店の営業時間は5時半までとか。
宿泊客とか、あとは街に出てこないで宿の中で過ごすらしいです。
仕方がないので炊飯して、いなばのカレーに野菜ジュース。
こんなふうに色々逃げ道があるからいいのですがお店で食べたかったかも・・









いつも初回は下見、二回目からが本番と思っています。車のルーフテントの取替えという口実で旅をした今回は特にそれを感じました。
この日までのコースで白根山はコマクサのシーズンにもう一度。山を歩かなくてはいけません。草津はもっともっと寄るところが。連泊してもいいと思います。(その間に尻焼温泉をピストンしてもいい)
四万温泉はあとで調べてみるとまったく見落としています。ここも丸一日では足りないかもしれません。


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